2009.08.23−XeonX5550(Vol.1)
アイドリング時におけるCPU状態です。左はSpeedStep ON、右はSpeedStep OFFの状態におけるCPU-Z Ver.1.52の表示です。
通常ではX5550の定格クロックである2.66GHzで動作しますが、SpeedStepが機能しているときは倍率12倍=1.6GHzまでクロックダウン
します。これにより消費電力や発熱の面で大きなメリットが得られます。
ただし、この機能と挙動はXeonに限らずCorei7でも当たり前に持っているモノですので、特筆すべき程では有りません。
XeonX5550とCorei7-920の2.66GHz同クロックモデルの比較で大きく違う点があるとすれば、
◆XeonはDual構成が可能(マザーボードに依存)。
◆XeonX5500はTDP95WとCorei7-920のTDP130Wと比較して消費電力が低い<注目
◆XeonX5550はTurboBoostによるクロック上昇数が大きい<注目
となります。通常使用する上で大きなポイントは後者2点になると思います。
今回は簡単なXeonの紹介でした。
次回は上記のポイント2点を踏まえてエンコード能力もしくは消費電力について触れたいと思います。
Vol.2
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